くれ竹筆ぺん二本立かぶら 55 号は初代が1980 年に発売されて40 年。
呉竹の代表商品なのに代表すぎて最近スポットライトの当たらなかった55 号。
あらためて皆さんに55 号のことご紹介します!
全く違う形に2つの芯を持つ55号。
芯に合わせた2種類のインクが使われています。
社内にもいっぱいいた! 55号愛好家!
55号愛を語ります!
企画マーケティング部所属 Kさん
呉竹の企画マーケティング部で商品開発を担当しているKさんは会議やラフスケッチ作成でも55号を使っている55号愛好者です。
Kさんが55号を好きになったきっかけは、55号の姉妹品である「くれ竹筆ぺん 硬筆一本立ち(45号)」の商品開発を任されたことでした。
「55号の姉妹品を開発するならば55号のことも知らなくては!と思い、使い始めたのが愛用のきっかけです。」とKさん。
「軟筆と硬筆が1本になっているので、会社でメモを取る時やお客様に手紙を書く時など、1本2役で便利なんです! 書く時に出るキュッキュという軟筆の音もお気に入りです。」
さらにKさんは「55号の硬筆が書きやすいとの評判から生まれた45号もぜひお試しください」と、開発担当者としてのPRも忘れません!
技術開発部所属 Oさん
技術開発部のOさんは、企画マーケティング部のKさんと一緒に「くれ竹筆ぺん 硬筆一本立ち(45号)」の開発を担当していました。「新入社員の頃から関わってきた55号は特に愛着のある筆ぺんなんです!」とのこと。
「技術開発部でのテストでは、品質に問題が無いかを確認するために、長期間で定期的に同じペンで文字を書きます。毎回同じ条件で書くのですが、何度も何度も書く必要があるので、最初は慣れない筆ぺんでの文字書きも、だんだん上手くなってくるんですよ。文字が綺麗に書けるようになったのも、扱いやすい55号のおかげかもしれません。」と何冊にもわたって文字が書かれたノートを見せて下さいました。
「宛名書きやメモなどにも使いやすい筆ぺんです。仕事でもプライベートでも大活躍ですね!」
企画マーケティング部所属 Iさん
企画マーケティング部のIさんは、イラスト制作で55号を愛用しています。「55号の細書きは渋くて味わいのある線が引けますね」とIさん。
「硬筆で、微妙な強弱のコントロールが付けやすいんです。」とのこと。
「軟筆の方でベタ塗りもしやすいです。毛筆ではないので、コシがあって比較的扱いやすいですね。こんな模様を描くこともできるんですよ。」と言いながらさらさら・・・とかわいい葉っぱの模様を描いてくれました。
「イラストを描くのに使い始めましたが、細字と太字が自在に書けてメモも取りやすいので文字書きにも愛用しています。使うほどに愛着の沸くペンですね!」
総務部所属 Iさん
呉竹の総務部で人事等を担当しているIさん。「55号は採用活動用のポスターに起用していた商品なので思い入れがあるんです!」と55号への思いを語ってくれました。
「『呉竹と聞く前に、このポスターが目に入り、筆ぺんのメーカーだ!ってピンときました!昔、書道の墨滴使ってました!』など学生さんから声をかけてもらい、長く愛されている商品なんだと実感しました。自社商品の中でも呉竹を象徴する商品なのだと思いましたね。雨の日も雪の日も55号のポスターを持って説明会を回っていたので、思い出深いです。」と語ってくれました。
「自分自身も呉竹に入社するための応募書類(自己PR文)は55号で書きました。また採用説明会では、『筆ぺんは履歴書のあて名書きにお勧めですよ!何より筆ぺんで書くことで、ボールペンには表現できない思いや気迫や伝わるので。』と、たまに宣伝していた記憶があります。」
このインタビュー後に総務部の若手、Wさんから「実家で両親が使っていた筆ペンが55号で…就活の時に呉竹の商品を調べていて、『あ!これ呉竹だったんだ!』ってなって嬉しくなりました。」との声も寄せられました。こうして思いは受け継がれていくんですね。