グラファイトとは
グラファイト(Graphite)とは、黒鉛とも呼ばれ、ダイヤモンド・炭・石炭・カーボンブラック等と同じ炭素の仲間です。化学記号は同じでも、同じ結晶構造の違いで性質も形状も違います。
Fluid Graphite 60g (フルイドグラファイト)
グラファイトと合成樹脂を合わせた高粘度のインクです。
マットな質感と、高濃度で塗布した面を磨いて金属光沢を出すことができます。
高粘度のインクなので、薄めて使用することはもちろん、そのまま塗布して立体的で厚みのある表現も可能です。


顔彩耽美 グラファイトカラーズ
グラファイト特有のマットな質感と、深みのある落ち着いた色が特徴の顔彩絵具です。高濃度で塗布した面を磨いて金属光沢を出すことができます。
耐光性に優れ、イラストレーション、ブラッシュライティング、カリグラフィー、書画等、あらゆるアート作品にご使用いただけます。
グラファイトの質感も表現できる、深い落ち着いた色目で調整されているので、水で溶かしてすぐにお使いいただけます。

Q&A
Fluid Graphiteと顔彩耽美グラファイトカラーズの違いはなんですか?
- Fluid Graphiteは高粘度のインクなので、濃度を自分で調整することができ、でこぼこした凹凸の表現も可能です。また、お手持ちの水性の画材と混ぜてお使いいただけます。
(商品によって相性は異なるので、必ず最初に試してからお使いください。)
顔彩耽美グラファイトカラーズは、最初から使いやすいグラファイトの濃度と色で調整されているので、水で溶かすだけですぐにご使用いただけます。
Fluid Graphiteに耐水性はありますか?
- 基本的に耐水性はありません。(※耐光性・アルコール耐性はあります)
水に溶けやすく他の画材と併用しやすくしているので、乾いても紙に定着していない部分(特に高粘度で塗布した場合)は水に溶けます。
また、鉛筆と同じように指でこするとぼかすことができます。
イラストの主線に使えますか?
- 水で薄めてガラスペンや筆等を使って細い線や文字を描く事は可能です。耐水性はないので、主線を書いて上から色を塗るとにじむことがあります。
Fluid Graphiteを他の画材と混ぜて使うとどのような効果が期待されますか?
- 普段絵を描いている方には特に、いつもの画材にマットな質感や金属光沢等、新しい表現や質感を加えることができます。
(使用例)
マットな質感 … (曇天や、くすんだ色味等)
金属光沢 …(やかん等の金属、魚のうろこ等)
表具できますか?
- 水に溶けやすいので、基本的に表具には向いていません。