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天理大学と包括的連携協定を締結

5月2日、株式会社呉竹本社にて天理大学と包括連携に関する協定の調印式を執り行いました。
株式会社呉竹からは、山際義敬代表取締役社長、西村真由美常務取締役が出席し、天理大学から永尾比奈夫学長、片岡公博キャリア支援部長がご出席されました。
締結までの経緯
天理大学と、株式会社呉竹は、これまでに世界の教育・文化・芸術の発展への貢献として、産学連携に取り組んできました。
2022年には日本文化体験として天理大学のウクライナ人留学生を呉竹にお招きし、呉竹のルーツである奈良墨の魅力に触れ、墨造りと書道を体験していただくなど、産業へのかかわりを通じた 人材育成と異文化交流を行って参りました。
世界の「かく」文化に、誰よりも寄り添える呉竹と、「貢献性」を建学の精神のひとつとされ「『陽気ぐらし』世界建設に寄与する人材の養成」、を実現される天理大学とが、6つの連携事項を定め、相互の人的・知的資源活用を通じて、地域・社会に貢献できる人材を育成することを目指し、本協定が結ばれることとなりました。
調印式
調印に先立ち山際社長より「教育や社会に貢献する経営参画に最も大切なのは“ヒト”である。本協定をもとにし、インターンシップや産学連携の機会を通じて次世代を担う人材、奈良をリードする人材を共に育てていきたい。」と未来への思いを語りました。
調印の際には呉竹の原点である「墨」、その墨を活かす「硯」、奈良・吉野山の天然桜で作られた木軸の「ガラスペン・千本桜」を用いて行われました。これらは文房五寶として筆・墨・硯・紙に日本生まれのガラスペンを含む5つの文房具のコレクションとして、各々の作り手、作家・素材にもこだわり、巧緻な技術で製作されています。
※文房五寶® 詳細は2024年6月頃発表予定。



永尾学長は、「今回の協定締結には、呉竹で活躍している本学卒業生たちが、母校に興味を抱き続けて学びや文化体験などに協力してくれた人的交流がベースにあると思う。創立100周年に向かう今年、社会連携センター室の設置とともに、100周年コンセプト「CONNECT 「つながる」を、始めよう。」を掲げた。これは6つの「つながりの場」を想定しており、今回の協定は「ビジネスとつながる」の第一号。この協定をもとに地域社会や地域企業と連携を深めていき、奈良を元気にし、奈良から世界に発信していく事業展開もできれば」と協定締結による地域貢献に期待を寄せました。
株式会社呉竹は本協定をもとにし益々の連携を行い、社会の教育、文化に貢献できるよう世界につながる日本文化の発信を教育の側面で寄与できるように取り組んでまいります。


▲ 調印式後、記念品の交換の様子