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「水書用筆」と「水書筆ぺん」、どちらを選ぶ?

水を使って文字の練習をする道具として、呉竹は「水書用筆」「水書筆ぺん」の2種類をラインナップしています。どちらにもそれぞれ、選ばれる理由があります。練習する環境・お子様の好みに合わせてお選びいただけます。

水書用筆

1.「水書用筆」の良さ

まずは、「水書用筆」の良さを見ていきましょう。

(1)抗菌軸仕様

お子様が使われるものなので、菌が繁殖しにくい抗菌軸を採用。道具をお口に入れてしまいがちなお子様にも安心です。

(2)持ちやすい六角形の軸

正しい持ち方(鉛筆持ち)を促す、一般的な鉛筆と同じ六角形の軸です。人差し指、親指、中指の3本の指でもつため、軸の形は3の倍数が一番良いとされています。

(3)お手入れが簡単なポリエステル毛材

通常の書道用筆として使用される獣毛の筆は、乾かさないで置いておくとカビが生えたり、腐って異臭がしてしまったりすることが多くありました。特にお子様におかれましては、使った後そのまま放置して腐らせてしまうことがあります。水書用筆は、ポリエステル毛材のため、カビ、腐り、毛抜けの心配がありません。

(4)穂先の長さ

鉛筆の持ち方で書きやすいよう、コシがありかつ短い穂先にしています。

(5)名前が書き込める「お名前スペース」付き

教育現場で使われることを考え、自分のものがどれか判別がつくよう、お名前スペースを採用しました。

水書筆ぺん

1.「水書筆ぺん」の良さ

「水書筆ぺん」の良さについてもみていきましょう。

水書筆ぺんは本体に水が入っているので、小学校1・2学年の集団授業においてもコップをひっくり返してしまうような心配はありません。また、通常の筆はキャップがないため筆巻が必要で、そのままランドセルに放り込んで筆先を痛めてしまうおそれもありますが、水書筆ぺんはキャップが閉まるため安心して、そのままお道具箱や筆箱にしまうこともできます。

2.水書すいしょ筆ぺんと水筆みずふでぺんの違い

呉竹にはもともと、「呉竹フィス水筆みずふでぺん 大・中・小」という水彩画の彩色用の水筆ぺんがあります。インキの代わりに、水を入れて使う筆ぺんというとご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。この「呉竹フィス水筆ぺん」と水書用に使用する「水書筆ぺん」の違いは、見た目だけではありません。用途や使用シーンに合わせて、適切な機能性を持たせています。

↓「呉竹フィス水筆ぺん 中」

↓「水書筆ぺん 中字」

(1)穂先のコシ

彩色用である「呉竹フィス水筆ぺん」は、広い範囲に色を塗り広げるため比較的柔らかな穂先になっている一方、「水書筆ぺん」は筆になれていない小学校1・2学年のお子様でも扱いやすい、コシのある硬めの穂先になっています。

上記の画像は、同じだけ穂先に荷重をかけた状態の比較です。同じ力で筆記した際に、水書筆ぺんの方が沈み込みは浅く、コシが強い硬めの穂先であることがよくわかります。

2018年8月7日(火)、8日(水)に行われた文具紙製品見本市 文紙MESSE2018(於:マイドームおおさか)において、「呉竹フィス水筆ぺん」と「水書筆ぺん」、どちらが書きやすいか4歳~小学6年生までの男女304名に実際に書いてもらい、アンケートを取りました。結果は以下の通りです。

小学校2年生以下のお子様に関しては、回答者数も少ないために有意な差はありませんでしたが、3年生以上のお子様に関してはすべての学年、性別において有意な差が現れます。比較的筆に慣れていないお子様においては穂先が硬い方が書きやすいと感じる傾向があります。一方、呉竹フィス水筆ぺんのほうが良いという子の意見の中には、「普段使っている獣毛の筆のように柔らかったため書きやすかった」という意見がありました。書道を習うなどして筆に慣れたお子様には、「呉竹フィス水筆ぺん」をご使用いただいてもよいかもしれません。

(2)水の入れ方

彩色用である「呉竹フィス水筆ぺん」は水を入れる口に栓がついており、スポイトのように水を吸い上げることで水を入れていました。栓がついていると逆さにした状態からでも水を吸い上げるとき便利です。しかし、この方法だと握力の弱い子供には難しく、また、何回も押して入れなければないため時間もかかってしまいます。しかし、「水書筆ぺん」は栓がついていないので蛇口から注げばすぐに入ります。また、バケツから汲むように入れた場合には、一度に何本も入れることが出来ます。親御さんや先生方が子供たちの代わりに複数の「水書筆ぺん」に水を入れるような場面も手間取らないでしょう。

(3)バリエーション豊かな穂先の太さ

穂先の大きさは中字・極細・太字の3種類。お子様のお好みや指導の仕方に合わせてお選びいただけます。

(4)持ちやすい「水書筆ぺんmini」もラインナップ

基本的な仕様は水書筆ぺんと同じです。大きな違いは、「水書筆ぺんmini」の本体軸の長さです。

通常の「水書筆ぺん」だと、ペンのお尻にキャップをつけると本体の長さが約200㎜となり、手の小さな低学年の子には扱いづらくなってしまいます。そこで、持ちやすいように本体軸を短くした「水書筆ぺんmini」もラインナップしました。

※mini仕様の極細・太字につきましては、学校教材用としてバラ仕様での納品になります。受注生産となりますので弊社営業担当までお問い合わせください。

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