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筆について


ふで

初心者や学童の書道から趣味の書道まで、あらゆる場面に応じた高品質の筆を厳選し、取り揃えました。

 


筆の毛材料の種類

  • 馬毛

    胴毛、たてがみ、脚毛、尾など全身の毛が用いられ、部位により毛質が異なります。また、色も赤、白、黒、ゴマなどに分かれます。弾力のある天尾は太筆に、胴毛は柔らかく粘りがあるので、上毛に用いられることが多いです。
  • 羊毛

    衣類に使われる緬羊(めんよう)ではなく中国産の山羊(やまひつじ)の毛です。山羊にも種類が多々あり、高級品から並品まで質についてもさまざまです。総じていうならば、羊毛は柔らかく、毛に粘りがあって墨含みがよいのが特長。抜群に耐久性がよく、太筆、細筆ともに使われます。
  • 狸毛

    毛先が硬く、大変弾力があります。先のききが良いので、筆先に力がほしい時によく用いられます。白と黒で毛質に差があり、白狸のほうが貴重で、しなやかな線がでます。
  • 鼬毛

    毛全体に弾力があるため、大変重用されています。また、毛先が細くまとまりも良いので、仮名筆に多く用いられます。
  • 猫毛

    毛先に柔らかさと粘りがあり、仮名筆、面相筆に最適です。毛先近くが玉のように膨らんでいることから、玉毛と呼ばれています。

   

鹿毛

毛質は大変弾力があり、主に筆の腰の部分に用いられます。また、毛が植物の茎のように中が空洞になっており、大変墨含みが良いのが特長です。

豚毛

大変力強く毛筋にくせがあり、枝毛も多いことから、刷毛、画筆に多く用いられています。書道筆の場合は主に腰の部分に用いられます。

筆の穂にはさまざまな獣毛が使われ、他にも兎毛、山馬毛、リス毛などがあります。それぞれに特色ある筆色をかもし出します。

筆の各部の名称

呉竹筆の規格と穂の長さ

筆の選び方について

筆選びのポイント

明の時代の屠隆は良筆の条件を言い表すのに「尖」「斉」「円」「健」を筆の四徳としています。

「尖」とは、穂先の部分がとがっていることをいいます。書いていて、鋭く先がきき、まとまりがあることが大切で、特に細筆はこれが決め手です。「斉」は、穂先全体がよく整っていることで、多くの毛材が一本の筆となるためにバランスよく配されていることです。「円」は、穂全体がきちっとした円錐形になっていること。墨を含んだとき穂全体がふっくらして、不均等なふくらみやねじれを生じないこと。「健」は、穂先の腰の弾力がほどよく、筆運びがスムーズであることをいいます。

通常、市販されている筆は穂が糊で固められた筆、即ち水筆が多く、若干の捌き筆も見受けられます。穂先から軸までよく見回し、欠点のないものを選ぶことが大切です。

それ以外にも、筆の大小(太筆・中筆・細筆)、穂の長短(長鋒・中鋒・短鋒)、穂の柔剛、用途による穂先の形状、原料など種類が多く、その中から自分の目的に応じた筆を選ばなくてはなりません。 精選くれ竹筆は初心者・学童の書道から趣味の書道まで、あらゆる場面に応じた高品質の筆を厳選し、取り揃えました。お客様の意にかなった筆をお選びください。

使用後のご注意

太筆

使用後は、穂についている墨を手でもむように水洗いします。特に根元についている墨分をよく洗い落とすことが大切で、これが充分でないと根元に墨だまりができ、ここから墨が腐敗したり、毛が切れたりします。洗筆後は反故紙(ほごし)などで形を整えながら水分を抜いていきます。保管は風通しのよいところで、つるして乾燥させるのがよいでしょう。

細筆・仮名筆・写経筆・面相筆

墨の含んだところまで水に浸し、反故紙(ほごし)に少し水を含ませたもので墨分をとっていきます。このやり方では墨分が少し残りますが、先のききを活かすため、先の形を崩さないように墨分を取り除いていく工夫が必要なのです。

その他の注意

  • 穂に墨をつけたまま乾燥させてしまった時は、次に使用する際になかなか穂先がほぐれません。このような場合には、固形石鹸を手につけてもみほぐします。ただし、穂は石鹸のようなアルカリ性に弱いものですから、通常は水で洗筆するようにしてください。
  • 購入時、穂先についている保護キャップは、一度穂先に墨をつけた後は捨てるようにしましょう。洗筆後、保護キャップをはめ込むと、水分が抜けないので腐敗の原因になったり、キャップで毛をはさみ込んで穂を痛める原因にもなります。
  • 筆を長期にわたって保存する場合は、ナフタリン等の防虫剤をいっしょにいれておく必要があります。年に1~2度は虫干をします。特に湿気の多い梅雨時にはカビがはえることがありますので、この時に行うとよいでしょう。

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