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日本の伝統工芸、蒔絵独特の色彩と艶やかさを再現しました。
「万年毛筆 蒔絵物語」と「手紙ぺん 蒔絵物語」に新柄5種追加!

株式会社呉竹は2019年1月30日に、「万年毛筆 蒔絵物語」と「手紙ぺん 蒔絵物語」に新柄5種を追加発売いたしました。全国の文具店、量販店、土産物屋などでご購入いただけます。

蒔絵物語は、本体軸に日本の伝統工芸である蒔絵をあしらった万年毛筆、手紙ぺんのシリーズです。その精緻で美しい柄についてご紹介します。

秋息吹あきいぶき

呉竹の蒔絵物語の一番の特長は、なにより「金が美しいこと」です。その目が覚めるような輝きは筆舌に尽くしがたく、美しいのです。蒔絵ならではの立体感が、その魅力を一層引き立てています。「秋息吹」はその金をふんだんに用い、まさに呉竹の蒔絵物語の比類なき良さを体現しているといってよいでしょう。アクセントとなっている、草の葉部分の緑から金にかけてのグラデーション部の精巧さもぜひお手に取ってお楽しみいただきたい逸品です。金を基調とした上品なデザインは、男女問わず喜ばれます。

桜春風さくらはるかぜ

日本人の心、桜。日本を象徴する花であり、「世中にたえて桜のなかりせば春のこころはのどけからまし(世の中に桜という花がまったくなければ、人々のこころは穏やかであっただろうに)」と在原業平ありわらのなりひらが詠んだように、桜の花は日本人の生活と文化にとって切っても切り離せない存在となっています。雪が解け、春になれば桜の花の咲くのを心待ちにし、その散るのを惜しむ民族は日本人だけです。

今回蒔絵にて施しました桜の花は、明るくかわいらしいピンク色で、若い女性の方からご年配の方まで広く喜んでいただけることでしょう。日本を象徴する桜は、お土産としても最適。国内外問わず喜んでいただける品となっております。

毬遊びまりあそび

「手毬」とは、弾力のある木綿糸を美しい幾何学模様になるよう巻いて作ったものです。江戸時代中期にはこの手毬をついたり、投げ上げたりして遊ぶ「毬遊び」がとりわけ流行しました。今では伝統工芸品となり、装飾品として喜ばれています。この品はその精密な幾何学模様をまさに蒔絵で表現しており、差し色として柔らかな緑と目を惹く職人こだわりの赤が施されています。装飾品として親しまれている手毬をペン軸にあしらったこちらの商品も、あなたの卓上を華やかに彩ってくれることでしょう。

桜に紅葉

桜と紅葉。このふたつが一度に見られることは、この四季のはっきりした日本ではありえないことです。このいわゆる「春秋」柄は、春の桜と秋の紅葉がともに存在するという「架空の季節」を描いたものであるため、四季のどれにも当てはまらず、季節を問わず使われるものです。お着物の柄で、よく見かけるのではないでしょうか。茶道の道具にも、「雲錦うんきん模様」というものがあります。雲錦模様は、満開の桜と紅葉とを配した色絵模様のことで、雲錦の「雲」は白雲で桜の花を、「錦」は錦織で紅葉を表現したものです。このように、桜と紅葉の模様は日本人の伝統と文化の中に生き続けてきました。四季折々の変化に心をとめ、自然を愛でる日本人のくらしの中に深く根付く桜と紅葉をあしらったこちらの品を、是非お手元に加えませんか。

龍と宝珠ほうじゅ

男の子なら誰しもみな、一度は憧れたのではないでしょうか。「龍」は中国4千年の歴史とともに縁起物として、また畏れの対象として尊ばれ、愛されてきました。(※注1)

今回蒔絵としてあしらった龍は三本の爪です。皇帝の権力を畏れてでしょうか、日本における芸術作品の龍は三本爪であることが多いのです。日本においてより親しまれている龍を採用し、この品の龍は三本爪となりました。すこし愛嬌のある顔立ちに整えた龍は、男性に広くお喜びいただける逸品です。また、緻密に表現されたうろこ、体躯のしなやかな動きは見るたびに美しく、使う人の心を喜ばせてくれることでしょう。上を向いて高みを目指す昇り龍に、運気向上・出世、事業の発展・成功の思いを込めて、大切な方へ贈ってみませんか。

本格的な書き味の「万年毛筆」のすすめ

「万年毛筆 蒔絵物語」には、いたち毛(※注2)と変わらぬ性質を持つ、ポリエステル毛材を使用しています。毛筆書きに抵抗のない方にとっては、普段使い用として文筆の友となるのではないでしょうか。

贈答用に好適な桐箱入りで、スペア―インキも3本ついておりますので、永くご愛用いただけます。付属のスペア―インキはなくなっても、購入することが出来ます。

 

「手紙ぺん」は手軽に美しい文字を書くことが出来ます

一方、「手紙ぺん 蒔絵物語」はペン字タッチの手軽さで、細く美しい和文字が書ける、極細タイプの硬筆筆ぺんを採用しています。

筆圧の強弱を変えるだけで簡単に、筆で書いたような太・細メリハリのある線やとめ・はね・はらいが表現できるので、筆ぺんや筆文字が苦手な方でも手軽に「美文字」が書けます。「手紙ぺん」というネーミングの通り、特に丁寧な字で自分のきもちを伝えたいお手紙の際に大活躍します。もちろん、メモや手帳などの普段使いにも、いつもよりすこしきれいな字で書けるので、気分が上がることでしょう。

 

こちらもギフトに最適な紙箱仕様。付属の手紙ぺんのインクがなくなっても、別売りのリフィルインクに差し替えることが出来ます。セットされているリフィルは極細の黒ですが、別売りの極細のリフィルインクは4色展開ボールペン毛筆(それぞれ色は黒のみ)のリフィルもあるので、用途に合わせて使い分けいただけます。

自分用なら使用シーンを想像して、贈り物なら相手を思い浮かべて、ぴったりの一品を選んでみてください。

商品情報

くれ竹万年毛筆 蒔絵物語

品番:リスト参照

発売日:2019年1月30日発売済

本体価格:5,000円(税抜)

品名 色型 品番 JAN
くれ竹万年毛筆 蒔絵物語 秋息吹 黒 DU185-215 4901427304824
くれ竹万年毛筆 蒔絵物語 桜春風 黒 DU185-315 4901427304831
くれ竹万年毛筆 蒔絵物語 毬遊び 黒 DU185-415 4901427304848
くれ竹万年毛筆 蒔絵物語 桜に紅葉 黒 DU185-515 4901427304855
くれ竹万年毛筆 蒔絵物語 龍と宝珠 黒 DU185-615 4901427304862

くれ竹手紙ぺん 蒔絵物語

品番:リスト参照

発売日:2019年1月30日発売済

本体価格:3,000円(税抜)

品名 色型 品番 JAN
くれ竹手紙ぺん 蒔絵物語 秋息吹 黒 ER191-210 4901427304879
くれ竹手紙ぺん 蒔絵物語 桜春風 黒 ER191-310 4901427304886
くれ竹手紙ぺん 蒔絵物語 毬遊び 黒 ER191-410 4901427304893
くれ竹手紙ぺん 蒔絵物語 桜に紅葉 黒 ER191-510 4901427304909
くれ竹手紙ぺん 蒔絵物語 龍と宝珠 黒 ER191-610 4901427304916

※注1 龍について

龍は中国で生まれた想像上の動物です。龍という字は、紀元前17世紀ごろから11世紀にかけてのしょう王朝で用いられていた甲骨文こうこつぶんや、その次の王朝のしゅうにかけてさかんに鋳造ちゅうぞうされた青銅器の金文きんぶんにも見られることから、いかに古くから中国の人びとが龍と関わってきたかがわかります。

 紀元前2世紀末の『淮南子えなんじ』という書物には、飛龍ひりゅう応龍おうりゅう蛟龍こうりゅう先龍せんりゅうがおり、これらからそれぞれ鳥類・獣類・魚類・甲殻類が生まれたとあります。つまり龍はあらゆる動物の祖であり、造物主たる神のような存在であったのです。

 ところが、悠々と天空を駆けめぐっていたはずの龍が、皇帝の権力に搦めとられて、皇帝の衣服のなかに閉じこめられてしまったのです。この時から龍は権力者としての皇帝のシンボルとなりました。

 皇帝が最も重要な祭事のときに着た服には、十二章といって君の備えるべき美徳を象徴した十二の文様があらわされました。その一つに龍の文様があります。これは龍が変化することから、君子もまた時勢に応じて柔軟な政治をするという意味です。十二章は太古の君子舜帝しゅんていの時に定められたといわれますから、たいへん古くから龍の文様もあったことになりますが、ここでの龍はまだ権力のシンボルではありません。

 唐の時代、龍は権力のシンボルとして皇帝の服を飾るようになっていました。長寿ちょうじゅ3年には位の高い官人に龍の服が与えられました。皇帝から権力のシンボルである龍の服をいただくことは、たいへんな名誉でした。そのうちに龍の文様の服をかってに着る人も出てくるようになります。大徳だいとく元年には胸や背に小さな龍の文様をつけることは差し支えないが、衣服全体に及ぶような大きな龍をつけることが禁止され、延祐えんゆう2年(1315)には五爪二角の龍文が皇帝専用の文様として規定されます。五本の爪をもち、頭に二本の角をはやした龍が権力のシンボルとして定まったのです。

工芸室 河上 1998年2月14日「皇帝の龍」京都国立博物館(最終閲覧日:2019/2/21)
https://www.kyohaku.go.jp/jp/dictio/senshoku/48koutei.html

※注2 いたち

鼬毛は、鼬の尾からとった毛です。毛全体に弾力があるため、大変重用されています。また、毛先が細くまとまりもよい毛材です。

 

 

 

 

 

※プレスリリースに掲載されている内容は発表時点での情報であり、最新の情報と異なる場合があります。

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