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経営者メッセージ

呉竹は、2022年10月に創業120周年を迎えます。これもひとえに多くの皆様のご支援・ご愛顧の賜物と心から感謝申し上げます。

明治35年(1902年)、墨職人であった綿谷奈良吉が奈良の伝統産業である墨造りを家業として「綿谷商会」を創業したのが呉竹の原点となります。以来、創業者の「一貫した高品質へのこだわり」と、「お客様あっての呉竹」という信念を一筋に守りつつ、今日までお客様の信頼を頂いて参りました。その間、呉竹は墨屋という看板を守りつつ、墨滴や筆ぺんなど時代を先取りし数多くの商品を生み出し、独自の市場を切り開いて参りました。

書道用液「墨滴」は、昭和33年に発売してから60年以上、そして昭和55年発売の筆ぺんは、40年以上のロングセラーとなります。おかげ様で今も多くの皆様にご愛用頂き、心より感謝し申し上げます。

呉竹では「デジタル全盛の世の中で人間らしさを取り戻すにはアナログへの回帰が必要である。」を旗印に、事業領域を「アート&クラフト」と定め、手書き、手造りの良さを伝える商品の数々を市場に送り出して参りました。

呉竹は、これからも祖業より培った墨づくりの精神・技術を活かし、以下の事業活動を通じて、皆様の生活に潤いを取り戻し、教育、文化、芸術の発展に貢献する企業を目指します。そして、人を活かし、人を育てる企業を目指します。

  1. アート&クラフト、コスメティックの分野において、ユニークで質の高いメーカーとなります。
  2. 世界のかく文化に貢献するNo1の書道用品メーカーであり続けます。
  3. 水墨画、日本画に発する日本の色を表現できる個性輝く画材メーカーとなります。
  4. メーカーを超えて、新たな経験・価値を提供できる企業になります。

昨今、これまでにない新しい生活様式、新しい市場、経済、社会が出現しております。呉竹を含め日本のみならず、世界中のすべての企業が変革を迫られています。

呉竹が一貫して商品造りにかけてきたことは「手書きの温かさ」であり「手造りの良さ」でありました。これからもこの精神は後世にまで伝えて参ります。その上で、時代とともに変化し成長していくための努力を惜しまず、「お客様あっての呉竹」を第一に、お客様のニーズを満たす「安全で、安心して使え、愛着の持てる商品造り」と、社会の公器として常に市場や社会の変化に機敏かつ的確に応える企業を目指し邁進して参ります。

2022年6月
代表取締役社長

山際 義敬

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