
ここでは基本の道具の使い方や描き方を説明しています。道具の特徴や描き心地を試してみましょう。

- 筆のおろし方
- 糊づけされたままの穂先を指でつまんで、左右に折り曲げるようにしてすべてバラバラにほぐしていきます。糊で固めてある穂先は水で洗い流してから使いましょう。
- 墨のすり方
- 少量の水を硯の岡に注ぎ、大きな円を描くようにすります。すり終えたら硯の池に落し、またはじめから繰り返します。
- 墨のつけ方
- 墨を筆の根元までたっぷり含ませてから硯の縁で軽くしごき、さらに余分な墨をティッシュペーパーで軽くとってから描きはじめます。

はじめての人でも味のある線が描けます。
半紙を1枚用意して、筆に墨をつけ、線の練習をしてみましょう。
- 1.筆の上のほうを持つ
- まず、筆の上の方をもち、紙に対して垂直にたてます。こうすることで緊張感と集中力が生まれ、味のあるいい線となります。
- 2.左から右へゆっくり引く
- 半紙を横位置におきます。
肩の力を抜き、穂先に神経を集中して、なるべく細い線を左から右へゆっくりと引きます。
- 3.いろんな方向へ引く
- 右から左、上から下、下から上と線を引き、練習してください。
筆を運ぶ速さは、10cmの直線を1分かけて引く位の気持ちで行なってください。
- 4.曲線を練習する
- 次に渦巻きを描き曲線の練習をしてみましょう。渦の幅を同じにして、内から外に直線と同じく、ゆっくりと描いてください。
- 5.文字の練習をする
- 同じ持ち方のまま、文字の練習もしてみましょう。活字のような読みやすい字を書いてみてください。

色を混ぜるときは梅皿やパレットを使います。
別の色をとる時、必ず一度筆を水で洗い、きれいにするのが美しい彩色のコツです。
顔彩の単色だけでは出せない色は梅皿などで2~3色混ぜて使います。
混色をする際は、試し書きのはがきを1枚用意して、色を確認しながら行うと良いでしょう。
また、顔彩は乾くと色が少し薄くなるので、多少濃い目の色を塗るようにします。

- 輪郭線
- 下描きはしません。全体ではなく中心となる部分から筆を進めます。
墨は出来るだけ浸け足さず、ゆっくりじっくり筆を動かすのがコツです。
- 彩色
- うすい色から彩色します。
必ず部分的に塗り残しを作りましょう。
穂先全体を使ってトントンと"色をおく"ようにするのがコツです。
